病気を治したい、寛解したい、HSPを克服したいと、そこを目指していませんか?
100%治そうと考えると失敗します。
この記事は
病気と戦うとストレスになる
受け入れることから始める
について詳しく書いています。
最後まで読んでみてくださいね。
病気を治したい、寛解したい、HSPを克服したいとそこを目指していませんか?
メンタル疾患の人の殆どが病気になって特に初期の頃には、病気と戦おうとします。
戦うとストレスになります。
戦うと「アドレナリン」「ノルアドレナリン」が出ます。
これは戦闘状態の時、怒った時と同じ脳内物質、ホルモンが分泌されます。
分かりやすく言えば「ストレス状態」です。
戦えば戦う程、ストレスは増えます。
人は人間関係であったり、仕事の忙しさで疲れてメンタル疾患になっています。
それなのに、メンタル疾患になった後に、また治そうと頑張るとストレスになるのです。
それでは病気は治りませんね。
疲れて、さらにストレスが増えます。
「病気が治りません」「この薬は副作用がでるから」「やぶ医者だから他探さなきゃ・・」
と、病気と戦おうとしている人は
樺沢先生(精神科医)のお話では、病気が治らない印象があるようです。
私の場合は、まず頭を休めることでした。その場で入院だったので、最初は心の病気になっているとも気づかずに、主人に「いつ帰れるの?早く帰りたい」と言ってました。
家で寝たきりのときも、「私の病気は一生治らない!」と泣き叫んで母を困らせたこともありました。
それから社会復帰するまで1年位でした。
こうした経験をした上で、やはり心の仕組みを勉強することが一番の早道だと分かりました。
本当にそのときに知りたかったです。
病気が治らない人の特徴は
「病気に対して一生懸命、頑張りすぎている人」です。
病気を「治そう」としないですべて受け入れること
職場の人間関係で疲れてしまったのならそれを受け入れる(認める)
もっとうまく対応できれば良かったなと思うのなら、どういうふうにしていけばいいかを考えればいいだけなのです。
例えば「睡眠を削っていた」「仕事をし過ぎていた」そういった自分の悪かった生活習慣や行動パターンを改めればいいのです。
「ゼロヒャク思考」の自分のパターンを改めましょう。
そのために一旦、受け入れることです。
私も気づくとゼロヒャク思考になっていることが多いので、最近はそうなっていないかを考えるようになりました。
すると、こうすればああなるし、こうすればこうなるよね・・と答えが一つではないことがわかりました。
ゼロヒャク思考をなくすだけで、かなり楽になりますよ^^
「あきらめる」と調子よくなる
病気と「お付き合いする」「友達」になれれば、一番良いです。
そうすれば病気と「戦闘状態」ではなくなります。
「友達」の状態は安らぎのホルモン「オキシトシン」がでます。
心や脳が、安らぎの状態になります。
私の親友は30年程、統合失調症で自宅にいますが、「病気と付き合っていくしかない」と話していました。
私からすれば、あきらめたらそこで終わりじゃない・・と心で思っていましたが、親友は自分でうまく付き合うことにしたのですね。
今は、穏やかに過ごしています。何もできなかった状態から、両親を含め3人分の朝夕のご飯づくりが役割となり、続けています。
これも寛解(ほとんどなおった状態)と言えるのです。
薬は飲んでいるし、浮き沈みが激しいこともあります。
それでも、入院していた頃から比べたら、安定してかなりよくなっています。
なので、「病気を治そう!治そう!早く治さなきゃ・・」「なんで今日は調子悪いんだ・・」と病気のことを一日中考えているうちは、病気が治らないのも当然なのです。
考えること自体がストレスになっています。
なので「あきらめる」がいいのです。
「今日は調子悪い・・」=寝ておこう
抗う(あがらう)のをやめる=「しょうがない」
というのも良い言葉です。
まとめ
・病気は治そうとせずに、病気と付き合うスタンスで楽になる
・すべて受け入れること、「ゼロヒャク思考」をやめる
・「あきらめる」と調子よくなる
病気とつきあうには、緩やかで敵対しない感覚が大切です。
私の主人の座右の銘は「なるようにしかならない」です。
私は何でも一生懸命にやりすぎて、ストレスなのにまだ頑張っての繰り返しで生きてきました。
気づかせてくれる人がとなりにいるおかげで元気です。
ゆる~く、過ごしていきましょうね。